コロナ禍の自動車教習所~緊急事態宣言発令と私の教習所合宿ライフ~②

前回のあらすじ
2020年4月、コロナ禍が深まる中、転職前の空き時間を利用して、栃木県那須塩原で免許合宿に参加している私。

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4月上旬の教習所は、比較的閑散としていました。ボリュームゾーンの大学生が、学校が始まっているからかもしれません。
ご存じと思いますが、運転免許取得のプロセスは、一般的に以下の通りです(オートマ限定の場合)

入校
1段階:座学と教習所内の実車教習
1段階の座学テストと技能テスト
2段階:座学と路上の実車教習
2段階の技能テスト
合格・教習所卒業
警察での座学テスト、合格で自動車免許取得

 座学は久しぶりの体験でしたが、先生の一方的な講義も新鮮で、モチベーションが高まりました。実車教習は初めての運転で、かなり緊張しましたが、初回はコースをぐるぐる回るだけで終了しました。「全然余裕だ」と感じましたが、それはこの時だけでした。

コロナ禍の自動車教習所~緊急事態宣言発令と私の教習所合宿ライフ~

大学生時代はアルバイトに忙しく、運転免許を取得する機会がありませんでした。社会人になり、転職する際に時間ができたことから、この機会に運転免許を取得することにしました。

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当時は2020年4月、コロナウイルスが本格化し、緊急事態宣言が初めて発令されるなど、激動の時期でした。この記事では、私がコロナ禍を経験しながらドライブテクニックを向上させた当時の体験を書きたいと思います。

2020年3月末に退職し、4月いっぱいを利用して何か新しいことを始めようと考えていました。そんな中、転職時に履歴書に運転免許が記載できなかったことを思い出しました。
「今さら感」よりも「今こそ」という感覚が強まり、学生時代に経験できなかった合宿免許に挑戦することにしました。その結果、栃木県那須塩原の自動車教習所で2週間の合宿に参加することになりました。

那須への旅は、まるでバカンスのように感じていました。しかし、その後の展開は予想外の出来事の連続でした。(続)

コロナ禍の自動車教習所 〜クセのある自動車教習所に入校した姉〜②

【前回のあらすじ】アラフォーの姉が自動車教習所に通い始めました。そして、姉は自動車教習所の第1段階のペーパー試験に臨みました。

試験時間は30分。すべてが○×の正誤問題です。士業の資格勉強に匹敵するほど教本を熟読し、理解し難い語呂合わせも記憶し、インターネットで見つけた予想問題まで一通り解きました。失敗するはずがありません。

そして、ペーパーテストに挑みました。

……

問題はすべて「常識」問題でした。

教習所に通わなくてもわかる常識問題や、教本の太字部分からしか出題されないような簡単なものばかり。語呂合わせの問題が1つ出たそうです。姉によると、まるで大学受験のために数学を勉強している最中に算数の問題が出されたようなものだったと。

この試験に30分もの時間を与えられて、5分で終えたことによる虚無感。試験が簡単で「ラッキー」と感じることができればそれで終わりですが、費やした時間の虚無感がそれを上回りました。会場からは早く解いた他の教習生の溜息が聞こえるほどでした。

試験時間の残り25分で、姉は問題文を英訳して自らのために難易度を上げていました。もちろん、合格しました。

実車の第1段階試験では、大学生とおばちゃんと三人でグループを組まされましたが、ストレートで合格しました。

ここに来て感じたことは、「この教習所は無駄に教習期間を延ばすことなく、迅速に卒業させたいのではないか」ということです。

確かに、生徒の大半が大学生であるとするならば、先生が厳しくすることは、今時の風潮に合わないかもしれません。

しかし、このような簡単な教習では、実車の運転はともかく、免許センターでの本試験には対応できないでしょう。実際、実車での卒業を許可してしまえば、免許センターで何度落ちてもそれは生徒の自己責任となるでしょう。

座学で記憶した知識を使うことなく、路上教習に臨む姉。果たして姉は免許を取得できるのでしょうか。

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コロナ禍の自動車教習所 〜クセのある自動車教習所に入校した姉〜

画像はめちゃめちゃイメージです。

 アラフォーの姉が自動車免許を取得するため、自動車教習所に通い始めました。

 姉は都会で生活し、仕事をしていたため、運転する機会がありませんでした。しかし、地方を訪れた際に老後の生活を想像し、運転免許の必要性を感じたそうです。
 姉が通っている教習所は、都心と住宅地の中間に位置しています。この教習所の存在は私も知っていましたし、地域ではかなり認知されていると思います。


 一般的に、普通自動車の教習プロセスは以下のステップで進行します(ここではオートマ限定を想定しています):

入校
第一段階:座学と教習所内での実車教習
第一段階の座学テストと技能テスト
第二段階:座学と路上での実車教習
第二段階の技能テスト
合格・教習所卒業
警察での座学テスト、合格で自動車免許取得

第一段階の教習編
2024年2月現在、座学はオンラインで映像を視聴して学習する形式となっています。実車教習のみが教習所で行われます。
一方的な講習であるため、社会人にとってはオンラインで受講できることはありがたいはずです。しかしながら、講習の内容には驚かされます。なんと、「ゴロ合わせ」を駆使して教えるのです。


第一段階の実車編
運転経験がない人にとっては、時速40km/hでも高速に感じられます。直角のクランクを乗り越えることや、その他の技術に苦労しているようです。
そして、第一段階の座学の試験を前にして、姉は猛勉強しました。教習所独自の「ゴロ合わせ」にまで手を出しているほど、重点的に学習しました。もし試験に落ちた場合、再試験の費用がかかります。

試験の結果は、次回のお話で。。

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